
子どもが産まれて、育児も慣れてきた時、仕事をどうしようか悩みますよね?元の職場に復帰するのもアリですが、職種によってはなかなか子育てとの両立は難しいもの。
子育てを経験して、子どもの成長に興味を持ち子どもとかかわる仕事に就きたいと思う方も少なくないようです。子どもの時からの諦めていたお仕事にもう一度挑戦したいと思うのもこの時期が多いようですね。
子育て後の復職や転職で、正社員やパートタイムでのお仕事などに有効な子育て中に取れる資格を3つご紹介します。
1.保育士

なんと言っても、「子どもと関わる仕事=保育士」ですよね。昨今では待機児童の問題も含めて国でも様々な対策をカタチにしています。子ども・子育て支援新制度によって、多様な働き方に対応出来る会社が作る企業主導型保育園も全国で設置されてきています。保育料の無償化も決まってきました。未来を担う子どもたちのために、国も動き出してます。施設の増加に伴い保育士不足も問題となっています。今後保育士の待遇も検討され保育のプロとして稼ぐことが出来る職種になっていくかもしれません。
保育士は国家資格です。学校に通って取得する方法や、試験で取得する方法など、個人の学歴によってルートが異なります。国家試験は年2回になりましたし、平成30年度から保育士筆記試験全9科目介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士は、福祉科目の3科目が免除になりました。介護系の資格を持っている方で保育士を所持している方が多いのも福祉の部分で共有できるものがあるからでしょう。
もしかすると、海外のように介護と保育双方あわせた福祉のプロとして新しい国家資格が生まれるかも。学歴や年齢によって受験資格がある方はすぐにでも試験を受けられるので、自力で勉強してもいいですし、通信や通学で勉強できるスクールもありますので、国家資格である保育士を取得するなら制度の手厚い今が狙いめでしょう。
・保育士試験の詳細はこちら「一般社団法人 全国保育士養成協議会」
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2.ベビーシッター

ベビーシッターも人気の職業です。国家資格ではなく民間資格ですが、一般的には保育士以外で一番有名な資格かもしれません。保育者は、子供が生活する居宅等を訪問して行う保育サービスの総称が家庭訪問保育です。その中にベビーシッターが含まれます。
通常ベビーシッターとは、依頼主又は個人宅や民間の託児所、企業、イベント会場などにおいて、およそ6ヵ月〜12歳までの子どもの保育・世話をする人のことを呼んでいます。
ベビーシッター派遣会社に登録して派遣やアルバイト・パートとして仕事をする人が多いですが、保育施設を運営する企業に正社員として務める人もいます。ほかにも個人で開業し一人で請負っている人もいますので、仕事の形態としては一番就きやすいかもしれませんね。
ベビーシッターの大きな役割は、仕事や病気など、何らかの事情で保護者が子どもの面倒をみられないときに、一時的に親代わりとなって子どものお世話をすることです。
「世話をする」といっても、その内容はさまざまです。
子どもと一緒に遊ぶこともそうですし、トイレや食事、お風呂のお手伝いをしたり、本を読んであげたり、勉強するのをサポートしたりします。
また、子どもの身の回りの世話をするだけでなく、保育園への送迎を依頼されることもあります。ベビーシッターが具体的に何をするかは、お客さまからの依頼によって異なってきます。昨今の保育では子どもの発達や食事、アレルギーなどで多様な対応が必要とされてきています。専門的な知識を有して子供や保護者と向き合いながらサポートができることが望ましいですね。
需要の高まりとともに、未経験者でも仕事ができますが、年々その資質に疑問視されていることもあり、公益社団法人全国保育サービス協会が認定する「認定ベビーシッター」なる専門知識と、経験を要する資格もできているようです。
3.子育て支援員

厚生労働省によると
子育て支援員とは、本要綱に基づき、都道府県又は市町村(特別区を含む。以下同 じ。)(以下「都道府県等」という。)により実施される5の(3)で定める基本研修及び専門研修(5の(3)のイの(イ)に定める4コース(「地域保育コース」及 び「地域子育て支援コース」については各分類)のいずれか1つ)(以下「子育て支 援員研修」という。)の全科目を修了し、「子育て支援員研修修了証書」(以下「修了証書」という。)の交付を受けたことにより、子育て支援員として子育て支援分野の各事業等に従事する上で必要な知識や技術等を修得したと認められる者である。
とあります。
各都道府県等の実施する研修で、基本研修と専門コースを受講することにより、専門的な知識や、技術を学び、保育に従事又は保育補助として働くことができる資格です。県での取得ですが全国共通資格なので全国どこでも活かすことができます。
都道府県や、市にもよりますが、比較的安価で取得でき託児システムなどもあるようなので、受講申し込み期間等が都合に合えば取得しておくのも強みになれます。
特に企業主導型保育事業では保育に従事する職員は、保育士を既定の50%以上配置していれば運営できますが、残りの職員配置は子育て支援員でなければ配置できません。保育士100%配置で運営する施設もありますが、保育士不足の昨今、保育所ではベビーシッターの資格よりも実際の保育現場での救世主となっているのも確かです。
取得申し込みの時期が少ないので、注意して調べておく必要もあります。多くは6月中に申し込み募集があるようです。
まとめ

子どもに係る仕事はいろいろあります。ここにあげた資格は、実際にいざ働きたいと思ったときに、保育現場で活かせる資格です。そして、比較的チャレンジしやすいのではないかと思います。
ただ「子どもが可愛い!」だけでは、子どもを預かり、仕事にするのはなかなか厳しいところがあるかもしれませんが、あなたの住む家の近くにも取得するために応援しているスクールや通信、取得校などがあるかもしれません。
お子様がお昼寝しているときや就寝後に頑張ってみるのも、新しい人生の幕開けになるかもしれませんね!ずっと夢だった資格も取得できるチャンスかもしれません!ぜひトライしてみましょう。
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